徒然なるままに 

日常に感じたことを徒然なるままに書いてます

ポテンシャルの高さ

 

10代、20代の人と話すと ポテンシャルの高さにびっくりすることがある。

すごくいいものを持っているけど 上手に表現できないはがゆさ。

賢いし素直だから そのコツを伝えるだけですぐに効果がでる。

ただ、もしかしたら 幼い頃からいろんな場所で

「みんな同じ」「並んで」「出る杭はうたれる」

「お前変だぞ」といわれて 小さい頃に傷ついてかさぶたが残っっているの

かもしれない。私がそうだったからよくわかる。

 

ずっと「自分ってかわってる・なんかへん」を隠して生きてきたから。

広い世界に出て 初めて自分は自分でいいんだとわかって そこを理解してくれる

安心安全な場所があって初めて人は堂々とできる。

 

子供は砂場で遊んで転んでかさぶたができても「痛かったね。よしよし

でも大丈夫だよ」と親に言われて元気が出て また遊びに行く。

いつからかな?その古傷のかさぶたさえも忘れてしまうのは・・

 

小さな記憶がそうさせる。

もう傷つきたくないから自分を隠しながら生きる。

 

誰か一人でも「君は変じゃないよ。おかしくなんてないよ。大丈夫だよ」と味方してくれたらもっと強くなれるのにね。それがそのひとをそのまま認めるということ。

そんな場所がたくさんあったら100万馬力

以前 知り合いの映画監督さんが「世の中で活躍している人はみんな変人だからね」

といってくれてほっとした。

 

そっか こんな有名な人でも変人なんだ。

そうじゃなくちゃ面白いもの作れないよね。

 

大人の役割って「君は大丈夫。素晴らしいよ」ってダイヤモンドの原石を

つぶさず磨くことだと思う。

本当に今の10代20代の可能性と質の高さにびっくりする。

素敵な出会いに感謝です.