徒然なるままに 

日常に感じたことを徒然なるままに書いてます

余韻の残る人

 

先日 余韻の残る人に話を聴きに行った。

たくさんの財界人、政治か、経営者、などの集まる場所で

静かに佇むだけなのに話すと 強く印象に残る方だった。

とても気さくで 垣根がなくフラットな人。

育った環境を聴いてなるほどと納得がいった。

 

幼い頃から多様性を受け入れざる得ない環境だったり 本来その方が持つ

本質だったり 人を自然体で受けいれる雰囲気が安心させるのかもしれない。

 

世の中にすごい人はたくさんいるけど それは肩書や年収、社会的地位ですごいという

方が多い。もちろん 人間性も素晴らしい方も多いけど残念ながら話すと

自信のなさが見え隠れする方もいる。

 

ここ数年 いわゆる世間一般でいう素敵な人ではなく 王道から外れているけど

心豊かに自分らしく生きている方に出会うと宝くじに当たったくらい

嬉しい気分になる。

 

世代を超えて素敵な人たちとの心の交流は 自分の心の在り方や

日常を豊かにする。その方が教えてくれた

「人生に必要なものは好奇心と行動に移すちょっとした勇気」

それがあれば 学ぼうとするし理解しようとする。

相手に言葉で伝えられないのは 理解してないと同じだそう。

ゆっくりかみ砕いて 伝えながら理解してない部分を把握し またトライエラーを繰り返し 自分のものにする。そうすると実力が付いてくる。

 

「どうしてわかってもらえないんだろう」と嘆くより まずは

「自分の言葉で伝える」という小さな一歩を

踏み出してみる。それは果てしなく遠い道のりのように思えるけど 意識して

やっていくと筋トレと同じ。5年、10年後 大きな力になる。

焦る必要はないし やろうと思った時点で 一歩踏み出せばいい。

できなくても 自分を責める必要はなく、違ったならやめてまた軌道修正したらいい。

世の中に正解はない、そして人生にマニュアルはない。

無人島で生きる選択をしない限り 死ぬまで人と触れ合うこと、

会話をすることは続く。

 

情報が多すぎる世の中すべてを理解する必要はない。

近道や目に見える幸せを追い求め、人と比べて焦る必要はない。

「なんとなく好き」「なんとなくいってみたい」「なんとなく会ってみたい」

それを大事にすればいい。なんとなく必要な情報だけとれば 

きっといい方向に向かうものだから。

 

人生に失敗はない。失敗と感じることは次の成功への軌道修正。

失敗と嘆くより 踏み出した勇気をたたえてあげたらいい。

いつでも 私はたった一人の自分の応援団。

どんな自分にも〇をつけよう。それが根拠のない自信に

つながる道だから。

もしそれでも 自信が持てないなら言葉の力を借りよう。

 

「私はどんな環境でも幸せになる、もうすでになりつつある」とそっとつぶやこう。

 

きっと大丈夫。きっと明るい未来が待っている。