徒然なるままに 

日常に感じたことを徒然なるままに書いてます

積小為大

 

 

積小為大という言葉を知っていますか?

意味は「小さな努力の積み重ねが、やがて大きな収穫や発展に結びつく。小. 事をおろそかにしていて、大事をなすことはできない。」です。

 

母が亡くなった29歳の時 父に言われた言葉です。

実家は商売をしています。

毎日 祖父母が朝5時に起きて7時には店を開けて 何百円のものを売り買いしている姿を小さい頃から見ています。小学生のころから 冬休みはお店でお手伝いをしていました。高校生になると 学校の友人たちと実家の店でアルバイト。

 

お金を稼ぐということは お店に来た人から「おいしかったよ、ありがとう。また買うね。」というのをコツコツ続ける事だと知っています。

 

ありがとうの数=利益なのかもしれません。

 

最近は SNSの影響か 簡単にお金を稼ぐ術が世の中に 乱立していたり

今の生活レベルを落としたくないからと無理をしたり、

年相応の生活を送ることができなかったりする人が多いのではないかなと

少し気になります。若い頃は買ってでも苦労やいろんな経験したほうがいいのかもしれません。若いと体力も気力もあります。

 

何より人生何度でもやり直せる時間がたっぷりあります。

 

歳をとってお金も友人も、体力も気力もないのは悲しすぎますね。

何か大きなことができるぞ自分はと思う前に 目の前にある課題をコツコツ

やっていくと ふと振り返ると道になっています。

 

大きな夢をえがいても一足飛びには進めないのです。

まずは「身の丈」を知ること。自分にできることをすること。

 

小さなことからこつこつ始めていくと、きっと誰かが見ていてくれて

忘れた頃に応援してくれたりします。

 

世界一周したって有名なひとのセミナー聞いたってうすっぺらい人脈増やしたって

根本の生きる本質に気が付かないとあまり意味がないのかもしれません。

 

そんなことを忘れないでいてほしいなと思います。