ぐるっと巡って 在りのままでいいこと
昨日のインタビューゲームで
「ずっとすごい人にならなくちゃいけない」って思っていたけどそうではなかった。
在りのままの自分でいいんだと思えた時 今が幸せだと感じたといっていた友人。
幼い頃から 国籍が違うので いつの間にかこの国に住むのには許可がいると思い込んでしまった私はずっと 自分は何者だろう、なんでこの国に生まれてきたんだろう・・」と思っていました。
なんとなく 「いいことしなくちゃ」「民間の外交官だ」と思って生きてきました。
もちろんそれまでの自分を支え続けてきた強い信念でもあるのだけど
病気をしてから 自分で自分の首を絞めていたことに気が付きました。
そう、誰も「いいことをしないといけない私を望んでいない」のです。
それに気が付けたのが 病気だったので まさに病気は私にとって
あたらしい人生を生きるための大きな気づき=ギフトになりました。
私はたまたまそれが国籍でしたが 「○○企業の息子さん」だったり「○○先生のおこさん」だったりみんなそれぞれ親や周囲の大人からの刷り込みがあると思います。
息苦しさ・・
それを手放した時 初めて「自分の人生は自分で選んでいいのだ」と自由になれたことを思い出しました。もちろんすぐには変わらないけど 「死ぬこと以外かすり傷」だと腑に落ちた時 人は本気で生きたり行動が変わったりするのだと思います。
だから ぐるっと巡って 在りのままでいいということに 20代で気が付いた友人を心から尊敬します。
今生きているだけで素晴らしく そのままで価値がある、ただそれに気が付く
スイッチを押すだけなのだから。